新型コロナウイルス感染症市長メッセージ(令和3年11月19日)
更新:2021年11月19日
緊急メッセージ
緊急事態が終了して2か月近くがたちました。10月22日以降、市内における新型コロナウイルスの新規感染者は確認されておりません。デルタ株への置き換わり等による急激な第5波の到来、その後の急激な感染者数の減少など、その経過・原因、対策の効果等については国や専門家による十分な検証が必要ですが、新型コロナウイルスによって生活に大きな影響を受けた各事業者の方々、医療従事者をはじめとするエッセンシャルワーカーの方々、さまざまな活動を制限された高齢者や学生、子どもたちに思いを致すとともに、宣言解除で気を緩めず、これまで基本的な感染対策を徹底してこられた市民の皆さまに、あらためて感謝を申し上げます。
さて、3回目の新型コロナウイルスワクチン接種について、11月17日に国の説明会が開催されました。この3回目の追加接種は、2回目接種完了から原則8か月以上を経過した18歳以上の市民を対象に接種するものです。数日前には6か月後という報道もございましたが、国によると感染状況の悪化など非常に特殊な状況下で、事前の厚生労働省との相談で認められた場合に限られ、自治体が自由に前倒しするものではないとの説明を受けたところです。令和3年6月から7月にかけて2回目のワクチン接種を受けた方は、来年の2月から3月が3回目接種を受ける時期に当たり、国はこの期間に必要な3,700万回分のワクチンを、ファイザー社製2,000万回分(54%)、承認申請中のモデルナ社製1,700万回分(46%)で供給する方針を示しました。市では、3月から4月にワクチン接種を受けた医療従事者の方に対し11月24日に接種券を発送し、12月1日からワクチン接種を開始できる体制を整えてまいります。以後、接種時期が近くなりましたら2回目の接種時期順に接種券をお送りいたします。
日本国内においては感染状況が落ち着いているとはいえ、諸外国では依然として深刻な感染拡大が続いている状況が報道されております。第6波に備えるためにも、引き続き換気やマスク着用などの感染対策の継続が必要です。適度な運動と休息で免疫力をアップしておきましょう。そして、体調不良時には職場や学校を休み、早めに受診しましょう。これから年末年始が近づいてまいりますが、再度の医療ひっ迫を避けるためにも、ひとりひとりが感染防止対策を心がけ、家族や親しい人たちが日々健康に過ごせるよう、引き続き市民の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
令和3年11月19日 四街道市長 佐渡 斉
