まちの記憶 #100イトーヨーカドーの向かい側にあった川口屋文具店さん
更新:2025年4月15日
2011年10月末の頃
現イトーヨーカドーの向かい側、坂道の下り口付近に、川口屋文具店さんがあった。2階建ての店で、大きなガラス窓に松の枝が映っていた。
それは芝居の緞帳(どんちょう)を見ている様な感じだった。店の右端にある“よつカード”という幟も、どこか懐かしい。ポイントを集めると、値引きしてくれたものだ。左端の木組みは御茶屋さん、右前方に中央測量さんの建物が見える。川口屋文具店さんは2016年に取り壊され、跡地は駐車場になった。
護国神社の近くにある川口屋文具店さんは、妹の家だという。そう言えば、店舗の様子がずい分似ている。
描かれた場所
Googleマップ(外部リンク)
まちの記憶について
まちの記憶は、四街道市内のかつての風景と、その場所にまつわるエピソードを添えたコラムです。四街道市に生まれ育ち、その地で70年以上暮らしている画家の福田芳生が、記憶をたどりながら描いた色鉛筆画とテキストで綴ります。(絵・文:福田芳生)まちの記憶について
