よつかいどう文化財散歩　軍郷コース

平成24年度企画 よつかいどう文化財散歩

集合・出発地点にて参加の皆さん

今回の文化財散歩は、「四街道市文化財ボランティアの会」の皆さんによる全面的なご協力により開催されました。当日は申し込みされた42名の方々が参加。また参加記念品も配られ、ボランティア皆さんによる発案コースガイドにより、盛況の中終了いたしました。

軍郷 ”四ツ街道”の概要説明

砲兵学校記念碑前にて

大土手山記念碑前にて

幕末より軍郷発展礎の大土手山

大土手山頂上にて

近衛師団正門前にて（愛国学園）

将校集会所跡にて（四街道公民館）

四つ角の道標と地名由来の説明

明治27年12月 駅にて車窓から詩を詠んだ正岡子規（直筆）

古来より見渡す限り原野の地であった現在の四街道駅前周辺地域は、幕末に佐倉藩西洋式砲術演習の地として拓かたことが礎となっています。また、明治時代初期に当地を訪れた明治天皇により「下志津原」と命名されたと伝わっています。

その後、富国強兵の波が四街道にも訪れ、数々の陸軍施設と陸軍物資供給目的の四ツ街道駅が開設されました。やがて陸軍施設を中心に陸軍御用商店街が形成され『軍郷』として発展。そして「関東一の大砲射撃場 "下志津” 四ツ街道」として、全国に知られるようになりました。
　
その明治時代初期から昭和時代初期に亘る、私たちの先人たちが築いた四街道市の礎と軍郷の面影をしのび、郷土の歴史に思いをはせてみませんか・・・

• 主催：四街道市教育委員会社会教育課
• 協力：四街道市文化財ボランティアガイド

野戦重砲兵第四連隊正門（現・愛国学園正門）

• 四街道市文化財ボランティアガイド

この企画は、生涯学習市民大学講座の専門課程「文化財ボランティア養成講座」を卒業された市民有志の方々による全面的なご協力により開催され、当日はそのボランティアの皆さんによる発案コース、ガイド付きコース案内になります。

• 参加記念品

当日参加者の皆様には、ボランティアさん発案の記念品を進呈いたします。

1. 正岡子規直筆の詩をつづった ”旅のしおり”
2. 貴重な明治レトロ版画・軍郷時代写真を集めた ”特製記念フォトシート”

• 平成25年3月16日（土曜日）
• 9時30分 受付開始

下志津原演習の若者たち（昭和10年ころ）

◇四街道駅前周辺　約4キロメートル

1. 出発：四街道市役所本庁正面玄関入口前
2. 陸軍野戦砲兵学校記念碑
3. 大土手山（ルボン山）
4. 松並木通り
5. 旧陸軍野戦重砲兵第四連隊正門（現・愛国学園正門）
6. 旧第四連隊将校集会所（現・四街道公民館）
7. 四街道十字路道標石塔（佐倉藩主堀田氏参勤交代所縁の一里塚エノキ）
8. 解散：正岡子規句碑

• 雨天決行（荒天・災害時は中止）

幕末明治の礎 大土手山（ルボン山）

松並木通りと砲兵学校正門