3月は自殺対策強化月間です
更新:2024年2月19日
毎年、月別自殺者の多い3月を「自殺対策強化月間」として、国、県、市町村、関係機関などが連携し、自殺予防のための取り組みを行います。
四街道市の自殺者数はここ数年、10人前後で推移しており、働き盛りの20~50歳代男性の割合が多くなっています。
学生生活から社会へ出ていく若者、子育て中の方、働き盛りの男性、それ以外にも様々な場面、様々な背景で自殺に追い込まれてしまう人に、周囲の人たちの「気づき」が重要になります。
あなたの周りに気になる人はいませんか?
こんなサインに気づいて
- 表情が暗く、元気がない。
- 食欲がない、酒量が増す。
- 周囲との交流を避けるようになった。
- 遅刻や欠勤をすることが増えた。
- 体調不良や不眠を訴えるようになった。
- 大切にしていたものを捨てるなど、身辺の整理を始めている。
- 死をほのめかす、投げやりな態度をとる。など
(注釈)2週間以上続く不眠はうつ病のサインです。
こんな言葉をかけてあげて
- 元気がないけど無理してない?
- 最近、眠れてる?
- 何か力になれることはない?
- 大丈夫?疲れているんじゃない? など
こんな風に話を聴いてあげて
悩みを打ち明けられたら、まずはこれまでの苦労をねぎらい、安心して話せる雰囲気をつくりましょう。
相手の気持ちに寄り添い、真剣に悩みを受け止めることが大切です。
避けたい言葉
安易な激励
- 頑張っていこうよ
- 何とかなるよ
批判・否定
- 考えすぎだよ
- つらいのはみんな同じだよ
一般論の押し付け
- 命を粗末にしないで
- 死ぬ気でやれば何でもできるよ
こんなサポートを
- 相談先に連絡を取り、相談場所や日程など具体的に設定する。
- 可能であれば相談先に一緒に行く。
- 押し付けでなく、相手の意志を第一に考える。
あなたもゲートキーパーになりましょう。
こころの不調は自分ではなかなか気づくことはできません。対処が遅れると悪化してしまうことがあります。
「ゲートキーパー」とは、自殺の危険性に気づき、声をかけ、話を聴き、必要な支援につなげ見守る人のことです。
四街道市では、8月(初級コース)・1月(応用コース)にゲートキーパーに関する研修を行っています。
あなたはひとりではありません。眠れない、気分が沈むなどつらいときは、どうぞ相談してください。
電話、SNS等各種相談窓口が掲載されています。
電話0570-064-556
電話0120-061-338 NPO法人自殺対策支援センターライフリンク
365日24時間 電話0120-279-338 社会的包摂サポートセンター
365日24時間 電話043-227-3900
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