お酒との付き合い方
更新:2021年7月28日
在宅時間が増え、お酒の量が増えていませんか?
コロナ禍が長引く中、飲酒量が増え、それによるトラブルや依存症などの問題が懸念されています。飲酒量がコロナ禍前と比べて増えている人は、量や飲む時間の見直しをお勧めいたします。
お酒の適量
適量飲酒とは純アルコール量20グラム以下が目安です。以下の表が成人男性の1日の目安量上限です。
お酒の種類 | 適量(純アルコール20グラム) |
---|---|
ビール(5度) | 500ミリリットル(中ビン1本) |
日本酒(15度) | 180ミリリットル(1合) |
焼酎(25度) | 100ミリリットル(小コップ2分の1杯) |
ワイン(12度) | 200ミリリットル(グラス2杯) |
缶チューハイ(5度) | 500ミリリットル(ロング缶1本) |
女性はこの2分の1~3分の2程度(ビール350ミリリットル以下)が適当と言われています。
高齢者、飲酒後に顔の赤くなる人は、これよりも少ない量が適量です。
お酒と健康的に付き合うコツ
- お酒の替わりに〇〇:アルコール量を減らすため、3本中1本はノンアルコール飲料や炭酸水に替えてみましょう。
- 食事と一緒にゆっくり飲む:胃を荒らすことを防ぎ、アルコールの吸収を遅らせます。肝臓を守るため、大豆製品、魚、肉などたんぱく質を1品は添えましょう。
- 飲酒の時間を決める:夜9時以降は飲まない、1日に2時間以上は飲まないなど、長い時間飲みすぎないようにしましょう。
- 週に2日は休肝日:連続2日のお休みが肝臓の回復に有効です。
アルコール依存症が心配な場合
アルコール依存症は、自分では飲酒のコントロールができなくなる病気です。
その結果、家庭内や職場で問題を引き起こしたりします。
また、抑うつ状態や精神病を合併することも多く、自殺に至る場合もあります。
千葉県精神保健福祉センターでの依存症相談
千葉県依存症専門医療機関及び依存症治療拠点機関
