ヘルプカードについて
更新:2019年3月12日
ご存じですか?ヘルプカード
- ヘルプカードとは、援助を必要としている障害のある人などが携帯し、いざというときに必要な援助や配慮を周囲の人にお願いするためのカードです。
- カードには、本人の名前、住所や障害名、病名のほか、連絡先や配慮してほしいことや手助けしてほしいことなどが記入されています。
ヘルプカードの普及のための啓発チラシです。
ヘルプカードはこんな人が所持しています。
外見から援助等を必要としていることが分かりにくい人
- 義足や人工関節を使用している人
- 心臓や腎臓など内部障害のある人
- 難病を患っている人
- 認知症の人
- 妊娠初期の人など
臨機応変に対応することが困難な人
- 知的障害のある人
- 精神障害のある人
- 高次脳機能障害のある人など
状況把握が困難な人
- 視覚に障害のある人
- 聴覚に障害のある人など
ヘルプカードの使い方
- 住所や連絡先、手助けしてほしいこと等をカードに記入し、普段から携帯してください。
- 携帯方法は、市販のカードケースに入れてカバンの外に取り付けるほか、障害種別、生活スタイル、状況などに合わせて、適切な方法を工夫して携帯してください。
- カードには、個人情報が記入されるので、紛失等をしないように留意してください。
- 災害時、緊急時のほか、日常生活の中で困った時などに、周囲の人にカードを示して手助けを求めてください。
- 周囲の人が手助けし易いよう、手助けしてほしいことを分りやすく簡潔に記入してください。
ヘルプカードを携帯している人を見かけた方へ
公共交通機関にて
- 外見では健康に見えても、疲れやすかったり、同じ姿勢を保つことが困難な人がいますので、座席を譲るようにお願いします。
- 外見から分からないことから、優先席に座っていると、不審にみられストレスを受けることがありますので、配慮をお願いします。
駅や商業施設等にて
- 状況判断が困難な人は、事故等で発車時刻が変更になった時の対応が困難です。積極的に声をかけて手助けをお願いします。
- 外見からは分かりにくいですが、内部障害により障害者専用トイレを利用する人もいますので、不審な目でみないよう配慮をお願いします。
災害時にて
- 視覚や聴覚に障害のある人は、災害時の状況把握が困難です。こちらから声をかけたり、紙や携帯電話等で筆談するなどして、情報を伝えてください。
- 状況判断が困難な人や移動が困難な人には、避難所までの援助をお願いします。
- 人が大勢いる避難場所等で過度のストレスを感じる人もいるので、配慮をお願いします。
その他
- 困っている人を見かけたら、進んで声をかけ、付き添いがいない場合は、連絡先に問い合わせるなど、援助をお願いします。
ヘルプカードを利用したい方へ
ヘルプカードは、次の窓口で交付しています。申請手続き等は必要ありません。また、印刷して利用することもできます。
ヘルプカードの交付窓口
- 障害者支援課(11番窓口)
- 高齢者支援課(9番窓口)
- 健康増進課(保健センター)
ヘルプカードの印刷
ヘルプカードは名刺位の大きさで、裏表を貼り付けて使う様式になっています。印刷して切り取り、ご利用ください。
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