歴史民俗資料施設整備プロジェクト -プロジェクト型ふるさと寄附-
更新:2023年6月1日
現在の寄附状況(令和5年5月31日現在)
- 寄附総額:174,000円(令和5年度)
- 目標金額:1億5千万円
- 寄附者数:9件(令和5年度)
- 募集期間:令和5年4月1日から令和6年1月10日
歴史民俗資料施設整備事業基金積立額:12,108,000円
(内訳:令和4年度寄附額1,214,000円、令和3年度寄附額384,000円、令和2年度寄附額10,510,000円)
プロジェクト型ふるさと寄附とは
プロジェクト型ふるさと寄附とは、四街道市が行う単独事業に対し、具体的な事業内容を提示して集めたふるさと寄附金を当該事業費に充当する制度です。
プロジェクトの概要
四街道市では、文化財や地域の風習、伝統文化を継承するため、歴史資料等の収集・保存をしています。また、子どもから大人まで誰もが気軽に郷土の歴史を学ぶことができ、貴重な文化財を活用できる場所が求められています。そこで、誰もが学び・活用できる歴史民俗資料施設を整備し、地域遺産を後世に継承していきたいと考えています。
プロジェクトの詳細
歴史民俗資料施設整備事業では、既存施設を改修することにより、歴史民俗資料施設を整備する方向で考えております。
そこで、歴史民俗資料施設に所蔵予定の本市で保存・収集されている貴重な文化財の一部を紹介します。
縄文時代の四街道
四街道には、かつて縄文時代の人々が生活していた場所がたくさんありました。そのうちの一つが、現在の成山・中台地区周辺です。ここには、南作遺跡という縄文時代中期の集落跡があり、出土遺物からは当時の人々の暮らしが見てとれます。
縄文土器は木の実や魚介類を採取し、煮炊きやアク抜きをするために使用していたことがわかっています。
古墳時代の四街道
古墳時代は様々な技術革新がもたらされた時代でもありました。
新しい焼き物である須恵器、調理施設であるカマドの普及、鉄の生産など、この時代の新たな技術です。四街道でもめいわ地区の中山遺跡では、台石やフイゴの羽口として使用された高杯の脚部などが見つかり、鍛冶が行われていたことがわかっています。
奈良・平安時代の四街道
奈良・平安時代は行政制度が整備され、郡・郷が設置されました。四街道でも南作遺跡から土師器坏が出土し、外側に墨書された文字「(山)梨郷長 坏 大生部直岡(麻)」が確認されています。
山梨郷に大生部(壬生部)岡麻呂という人がいたことを窺い知れます。
本プロジェクトで繋げていきたい想い
歴史民俗資料施設を整備し、市民だけでなく多くの人が歴史資料等の展示を通して、郷土の歴史に触れ、学習できる場を創造していきます。また、学校が歴史資料等を地域学習の教材とするなど、様々な分野で活用することにより、地域遺産を後世に継承していきたいと考えています。
お問い合わせ
プロジェクトの詳細については、教育部社会教育課(043-424-8934)にお問い合わせください。
資金の使い道(予定)
資金の使い道内訳
歴史民俗資料施設整備事業
市内に所在する既存施設を歴史民俗資料施設に改修することに伴う、設計委託料及び工事請負費等
寄附金申し込み
1万円以上寄附をしていただいた市外在住の方には、まちのPRも兼ねて四街道市の特産品等を送らせていただきます。
