更新日:2026年4月1日
日本では経口生ポリオワクチン(OPV)によって、ポリオの根絶そしてその状態の維持を行ってきましたが、まれではありますが、OPVの重大な副反応であるワクチン関連麻痺を回避するために、平成24年9月からポリオの予防接種が生ワクチンから不活化ワクチンへ変更になりました。
口から入ったポリオウイルスは、のどや小腸の細胞で増殖します。小腸の細胞ではウイルスは、4~35日間(平均7~14日間)増殖すると言われています。増殖したウイルスは便中に排泄され、再びヒトの口に入り抵抗力(免疫)を持っていないヒトの腸内で増殖し、ヒトからヒトへ感染します。ポリオウイルスに感染しても、ほとんどの場合は症状がでず、一生抵抗力(終生免疫)が得られます。症状が出る場合、ウイルスが血液を介して脳・脊髄(せきずい)へ感染が広まり、麻痺(まひ)を起こすことがあります。ポリオウイルスに感染すると100人中5~10人は、かぜ様の症状があり、発熱を認め、続いて頭痛、嘔吐があらわれます。また、感染した人の中で、約1,000人~2,000人に1人の割合で手足の麻痺を起こします。一部の人には、その麻痺が永久に残ります。麻痺症状が進行し、呼吸困難により死亡することもあります。
対象年齢:生後2月に達した時から7歳6か月に至るまで
注釈:三種混合、単独でポリオワクチンの接種を開始されている子
初回接種:20日以上の間隔をおいて3回
追加接種:初回終了後6月以上の間隔をおいて1回
これまでに接種したポリオワクチンの種類・回数によって残りの接種回数が変わります。
→ポリオワクチンの接種回数が生ワクチンも含めて合計4回となる様に接種
ポリオとポリオワクチンについての説明が書かれています
国内臨床試験において、疼痛、紅斑(赤くなる)、腫脹(はれ)、発熱(37.5℃以上)、傾眠状態、易刺激性(不機嫌)がみられています。また、ショックやアナフィラキシーに対する注意、けいれんがみられています。