自然（しぜん）を守る

きれいな空気、豊（ゆた）かな水、たくさんの生きものなどの自然（しぜん）のめぐみは、みんなにとってなくてはならないものです。わたしたちの生活は、自然（しぜん）のめぐみによって支（ささ）えられています。いつまでもみんなで豊（ゆた）かに暮（く）らすために、さまざまな生きものを守ることが必要（ひつよう）です。まずは、四街道市が取り組んでいること、みんなができることを調べてみよう。

四街道市内には、さまざまなめずらしい植物が生育しています。
例えば、国が絶滅危惧種（ぜつめつきぐしゅ）に選定（せんてい）しているクサナギオゴケ、ヤブムグラ、キンラン、マヤラン、クマガイソウや、千葉県が重要保護（じゅうようほご）に選定（せんてい）しているカタクリなど、たくさんのめずらしい植物が確認（かくにん）されています。

さまざまなめずらしい動物も、市内で暮（く）らしています。
例えば、国が絶滅危惧種（ぜつめつきぐしゅ）に選定（せんてい）しているサシバ、ミナミメダカ、準絶滅危惧（じゅんぜつめつきぐ）に選定（せんてい）しているオオタカ、トウキョウダルマガエル、ネアカヨシヤンマ、ギンイチモンジセセリが確認（かくにん）されています。

（写真出典：第3次四街道市環境基本計画）

また、四街道市内では、たろやまの郷（さと）、山梨（やまなし）小学校の近く、旭（あさひ）中学校の近く、総合（そうごう）公園裏（うら）などでホタルを見ることができます。しかし最近（さいきん）は、わたしたちにすがたを見せるホタルが減（へ）ってしまっています。ホタルが暮（く）らせる環境（かんきょう）を守るためには、定期的（ていきてき）に手入れをすることが必要（ひつよう）であり、市役所もさまざまな人たちと協力（きょうりょく）して手入れの活動に取り組んでいます。

四街道市には、田んぼと一体になった森林や水路などの豊（ゆた）かな里山環境（かんきょう）があります。これらの里山環境（かんきょう）は、わたしたちの暮（く）らしを豊（ゆた）かにしてくれるだけではなく、生きものたちが暮（く）らすための大事な場所となっています。
豊（ゆた）かな里山環境（かんきょう）を守り、未来へ受けついでいくために、土地の持ち主や環境（かんきょう）を守る団体（だんたい）、市役所が協力（きょうりょく）して、里山環境（かんきょう）を守ろうとさまざまなことに取り組んでいます。

四街道市でも特定（とくてい）外来生物が発見されています。
外来生物とは、もともとその場所にはいなかった生きもので、人間などによって別（べつ）の場所から持ちこまれたものです。
繁殖力（はんしょくりょく）が強く、もともと四街道にいる生きものが暮（く）らす場所をうばってしまったり、生態系（せいたいけい）がこわれて人間の健康（けんこう）や農業などに大きな被害（ひがい）がでることが問題となっています。
（写真提供：千葉県生物多様性センター）

クイズに答えながら、四街道の自然にもっとくわしくなろう！
学んだことは、家族や友だちにも教えてあげよう！

• あなたに伝えたいホタルの気持ちプロジェクト（ホタル観察（かんさつ）会）
• よつかいどう自然いっぱいバスツアー
• 親子で学ぼう印旛沼（いんばぬま）
• 総合（そうごう）公園　春のしぜん観察（かんさつ）会

国の行政機関（ぎょうせいきかん）の1つである環境省（かんきょうしょう）が作成した、日本の環境（かんきょう）の「いま」を知ることができる報告（ほうこく）書です。今、おきている環境（かんきょう）問題についてくわしく調べることができます。

さまざまな環境（かんきょう）問題について研究（けんきゅう）している国の研究機関（けんきゅうきかん）が作成したホームページです。
生きものの問題はもちろん、今、地球上でおきている環境（かんきょう）問題についてくわしく調べることができます。