更新日:2025年5月1日
外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)により特定外来生物として指定されている植物のうち、「アレチウリ」や「オオキンケイギク」等が市内で繁殖しています。
これらの植物は繁殖力がとても強く、在来の植物に悪影響を及ぼすおそれがあるため、外来生物法により、栽培や運搬、販売等が禁止されています。ご自宅の敷地等で発見した場合は、拡散前の駆除にご協力をお願いします。
市内で繁殖が確認されている、代表的な特定外来生物(植物)を抜粋してご紹介します。なお、当ページに掲載されている写真は、全て千葉県生物多様性センター様よりご提供いただいたものです。
アレチウリ
アレチウリ:ウリ科の一年草。葉はザラザラしており、粗い毛密生したつるを伸ばして群生することが多いです。夏から秋に直径1センチ程度の黄白色の花が集まって咲き、鋭い棘を密生した果実をつけます。日当たりのよい場所を好み、様々な土壌に生育できますが、特に栄養豊富な場所を好みます。
アレチウリの詳細(国立環境研究所のページ)
オオキンケイギク
オオキンケイギク:キク科の多年草。春から初夏にかけて直径5センチから7センチ程度の黄橙色の花を咲かせます。葉は細長いへら状をしており対生します。路傍、河川敷、線路際等の日当たりのよい所に生育します。
オオキンケイギクの詳細(国立環境研究所のページ)
オオフサモ
オオフサモ:アリノトウグサ科の抽水性の多年草。5月から6月ごろが繁殖期であり、泥の中や水の中で分岐しながら1メートル以上まで成長します。池や河川、水路などに生育し、水上に10センチから30センチ程度の茎を直立させて水面を覆ってしまうため、生態系や農業へ悪影響を及ぼすおそれがあります。
オオフサモの詳細(国立環境研究所のページ)
ナガエツルノゲイトウ
ナガエツルノゲイトウ:ヒユ科の多年草。4月から10月にかけて開花する水草ですが、乾燥に非常に強く、畔や畑にも侵入するおそれがあります。また、茎や節の断片からでも再生して繁殖できるため、定着する前に、刈払いではなく、抜き取りや刈り取り、除草剤等の薬品を活用した防除が必要です。
ナガエツルノゲイトウの詳細(国立環境研究所のページ)