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糖尿病の重症化予防が大切です

更新日:2022年11月1日

早期発見で糖尿病の重症化を予防

現在、成人の約4人に1人が糖尿病もしくは予備群と言われています。
糖尿病の初期には自覚症状がほとんどないため、気付かないうちに病気が進んでしまうおそれがあります。血糖値が高い状態を放っておくと、腎症(人工透析)・網膜症・神経障害などの合併症を引き起こします。心筋梗塞や脳卒中も起こしやすくなります。
特定健診を受診してご自身の健康状態をチェックすること、1年ごとの値の変化を把握することが重要です。
また、糖尿病ではない方も運動や食事などの生活習慣を見直し、発症自体を予防していくことが重要です。

まずは、自分の体をチェックしましょう

(1)年に1回は健康診断を受けましょう。
(2)健康診断の結果を入力すると、3年以内の糖尿病の発症リスクを予測できます(糖尿病と診断されたことがない30歳~64歳の人が対象です)。
「糖尿病リスク予測ツール 第3版」国立国際医療研究センターホームページ

糖尿病リスク予測ツールは、国立国際医療研究センターと株式会社教育ソフトウェアが共同開発したシステムで、身長体重等のデータをもとに、3年以内に糖尿病を発症する確率を表示します。
糖尿病予防のためのシステムですので、入力条件によって確率は変化します。
また、結果にかかわらず体調に不安のある方は、医師にご相談ください。

糖尿病予防のための食事のポイント

糖尿病などの生活習慣病に深く関係している内臓脂肪の蓄積や血糖値の上昇は、食事の量が多いことに加え、食事をとる時間や内容も関係があることが分かってきました。改善しやすいポイントをご紹介します。
・食事は野菜、海藻、キノコ類から先に食べる。
・夕食から就寝までは2時間以上あけて、なるべく早い時間にとる。
・外食は単品メニューより定食のような主菜副菜がそろったメニューを選ぶ。
・デザートなどは食事中か食後すぐにとる。

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