更新日:2025年1月10日
五穀豊穣と厄除けを祈る、和良比皇産霊(みむすび)神社の伝統行事。
「どろんこ祭り」として広く知られ、豊作を祈願する神事で始まり、裸衆祭礼、神田(しんでん)(または御手洗池(みたらしいけ))で、しめ縄の藁(わら)を稲に見立て「田植え」をします。その後、「幼児祭礼」(子ども参り・この日に備えて着飾った満1歳未満の幼児を抱え、神田にて額に泥を塗ってもらうと厄除けになると伝わっています)、「騎馬戦」、「泥投げ」と続き、名称のとおり泥だらけのお祭りです。
参加しているふんどし姿の裸衆が泥まみれになるばかりでなく、観衆にも泥が飛んできますので要注意です!
最後は神社総代を胴上げして祭りは終わります。
時間 | 内容 |
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午前11時(見学不可) |
祭礼(神事・氏子のみ) |
午後1時から午後3時まで |
裸衆祭礼(お祓い) |
注釈:開催日は毎年2月25日(雨天決行)です。
名称 | 住所 |
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皇産霊神社(祭礼) | 四街道市和良比692番地 |
和良比ヶ丘公園内神田(泥投げ・騎馬戦) | 四街道市和良比192番地23(皇産霊神社となり) |
注釈1:駐車場はありません。公共交通機関を利用してください。
注釈2:会場は民家の近くにあります。ご近所の人の迷惑となりますので路上駐車は絶対にしないでください。
注釈3:ゴミは各自で持ち帰りください。
注釈4:公衆トイレあり。
身を温める拝殿前の護摩(焚き火)
拝殿から幼児を抱え、神田へ向かう裸衆
幼児に稲わらで泥付けをして厄除け
そして最高潮の騎馬戦が始まります!
激しくぶつかり合う、迫力の騎馬戦!
さらに泥投げ!泥、泥、泥まみれ!!
皇産霊神社鳥居と拝殿
和良比字中山に祀られていた和良比「大六天社」に、明治期の神仏分離令の際、地区内の真言宗豊山派吉祥院に祀られていた高皇産霊大神(タカミムスビノカミ)が合祀され、現在の「皇産霊神社・みむすびじんじゃ」となりました。
古くに勧請されたといわれている和良比「大六天社」には、大六天の他に建速須佐之男命(タケハヤスサノオノミコト)と高皇産霊大神(タカミムスビノカミ)が祀られていました。
和良比字中山(皇産霊神社の現在地)に、弘仁2年(811年)創建の香取「山倉大神」から、古くに「大六天」が勧請されたといわれています。
皇産霊神社拝殿
大六天神額
皇産霊神社拝殿と参拝者
皇産霊神社の地図
・裸衆の参加申込についてはこちら→和良比はだか祭りの裸衆参加申込案内(ホームページ)