自然(しぜん)を守る
更新:2025年4月21日
きれいな空気、豊かな水、たくさんの生きものなどの自然のめぐみは、みんなにとってなくてはならないものです。わたしたちの生活は、自然のめぐみによって支えられています。いつまでもみんなで豊かに暮らすために、さまざまな生きものを守ることが必要です。まずは、四街道市が取り組んでいること、みんなができることを調べてみよう。
四街道市の自然を知ろう!
四街道の貴重な動植物
四街道市内には、さまざまなめずらしい植物が生育しています。
例えば、国が絶滅危惧種に選定しているクサナギオゴケ、ヤブムグラ、キンラン、マヤラン、クマガイソウや、千葉県が重要保護に選定しているカタクリなど、たくさんのめずらしい植物が確認されています。
カタクリ
クサナギオゴケ
クマガイソウ
さまざまなめずらしい動物も、市内で暮らしています。
例えば、国が絶滅危惧種に選定しているサシバ、ミナミメダカ、準絶滅危惧に選定しているオオタカ、トウキョウダルマガエル、ネアカヨシヤンマ、ギンイチモンジセセリが確認されています。
サシバ
ミナミメダカ
トウキョウダルマガエル
(写真出典:第3次四街道市環境基本計画)
ホタル生息マップ
また、四街道市内では、たろやまの郷、山梨小学校の近く、旭中学校の近く、総合公園裏などでホタルを見ることができます。しかし最近は、わたしたちにすがたを見せるホタルが減ってしまっています。ホタルが暮らせる環境を守るためには、定期的に手入れをすることが必要であり、市役所もさまざまな人たちと協力して手入れの活動に取り組んでいます。
四街道の里山環境
四街道市には、田んぼと一体になった森林や水路などの豊かな里山環境があります。これらの里山環境は、わたしたちの暮らしを豊かにしてくれるだけではなく、生きものたちが暮らすための大事な場所となっています。
豊かな里山環境を守り、未来へ受けついでいくために、土地の持ち主や環境を守る団体、市役所が協力して、里山環境を守ろうとさまざまなことに取り組んでいます。
四街道の特定外来生物
四街道市でも特定外来生物が発見されています。
外来生物とは、もともとその場所にはいなかった生きもので、人間などによって別の場所から持ちこまれたものです。
繁殖力が強く、もともと四街道にいる生きものが暮らす場所をうばってしまったり、生態系がこわれて人間の健康や農業などに大きな被害がでることが問題となっています。
(写真提供:千葉県生物多様性センター)
オオキンケイギク
アレチウリ
オオフサモ
カミツキガメ
ウシガエル
アメリカザリガニ
四街道の自然クイズ
クイズに答えながら、四街道の自然にもっとくわしくなろう!
学んだことは、家族や友だちにも教えてあげよう!
今までに四街道市役所が行った自然観察にかかわる行事
- あなたに伝えたいホタルの気持ちプロジェクト(ホタル観察会)
- よつかいどう自然いっぱいバスツアー
- 親子で学ぼう印旛沼
- 総合公園 春のしぜん観察会
関連サイト
国の行政機関の1つである環境省が作成した、日本の環境の「いま」を知ることができる報告書です。今、おきている環境問題についてくわしく調べることができます。
さまざまな環境問題について研究している国の研究機関が作成したホームページです。
生きものの問題はもちろん、今、地球上でおきている環境問題についてくわしく調べることができます。
