リチウムイオン電池による火災に注意しましょう
更新:2026年7月31日
近年、スマートフォンやモバイルバッテリー、電動アシスト自転車など、私たちの身近な製品に使用されているリチウムイオン電池を原因とする火災が増加しています。
リチウムイオン電池は、小型で大きなエネルギーを蓄えることができる便利な電池である一方、誤った使用や不適切な廃棄により、発煙や発火につながる危険があります。
主な出火原因
- 落とすなど「外部からの強い衝撃」
- 車内、かばんの中や布団の中など「高温下での放置・使用」
- 電動工具等での「非純正バッテリーの使用」
リチウムイオン電池の3つのC ~事故を防ぐための3つの具体的なアクション~
火災を防ぐため、リチウムイオン電池を使用する際は、次の「3つのC」を意識しましょう。
(1) 買うとき ~賢く選ぶ(Cool choice)~
安全に使用するため、購入時には以下の点を確認しましょう。
- 販売事業者や製品情報を確認する
- 安全基準を満たした製品を選ぶ
- リコール対象製品ではないか確認する
- 廃棄方法を確認してから購入する
- PSEマーク(安全基準適合の証)などの表示を確認する(サイクルマークの有無も目安になります)

(2) 使うとき ~丁寧に使う(Careful use)~
使用方法を誤ると、電池内部の損傷などにより発火するおそれがあります。
- 強い衝撃や圧力を加えない
- 高温になる場所で使用・保管しない
- 充電中は周囲に燃えやすいものを置かない
- 異常(膨張、発熱、異臭など)を感じたら使用を中止する
- 取扱説明書に従い、正しく使用する
(3)捨てるとき ~正しく捨てる そして資源循環(Correct disposal with better recycling)~
リチウムイオン電池を含む製品を誤った方法で廃棄すると、ごみ収集車や処理施設で火災が発生する原因となります。
- 電池を使い切ったか確認する
- 廃棄方法を確認する
- 自治体やメーカーが指定する方法で処分する
- リサイクルに協力する
万が一、発火した場合は・・・
万が一、発火した場合は、リチウムイオン電池から煙や火が出た場合は、まず身の安全を確保してください。
- 周囲の人に知らせる
- 安全な場所へ避難する
- 火災の場合は119番通報する
無理に触ったり移動させたりすると危険です。炎が大きい場合は消火よりも避難を優先してください。
火勢が収まった後など、安全が確保できる状況において可能であれば、被害の拡大を防ぐために以下の方法で消火を行ってください。
- 消火器を使う
- 大量の水をかける、水をためたバケツに投入する



☆リチウムイオン電池による火災を防ぐためには、一人ひとりが正しい知識を持ち、適切に取り扱うことが大切です。
☆詳しくは消防庁「リチウムイオン電池総合対策ポータルサイト」をご覧ください。






