まちの記憶　＃96 懐かしいテーラーオオタさんの店

2011年8月下旬の頃
四街道1丁目にあるブルーのノッポビル（女性専用のマンション）横の路地を進むと、右側にテーラーオオタさんの2階屋が見えてくる。いつも屋上に洗濯物を干している。店頭に草花の鉢が並べられ、色どり豊かだった。この店で背広を注文した友人に話を聞くと、「なかなか着心地の良い仕立で、気に入っています」という返事を頂いたことがある。御主人が他界したため、現在閉店している。
描かれた場所
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まちの記憶は、四街道市内のかつての風景と、その場所にまつわるエピソードを添えたコラムです。四街道市に生まれ育ち、その地で70年以上暮らしている画家の福田芳生が、記憶をたどりながら描いた色鉛筆画とテキストで綴ります。（絵・文:福田芳生）まちの記憶について