更新日:2024年4月1日
自分で作った貝輪をつけて、みんなで集合!
夏休(なつやす)みも終(おわ)わりに近(ちか)づいた中(なか)、明治大学文学部(めいじだいがくぶんがくぶ)・阿部(あべ)芳郎(よしろう)教授(きょうじゅ)を講師(こうし)に迎(むか)え、「縄文貝輪(じょうもんかいわ)作り体験学習講座(たいけんがくしゅうこうざ)」が開催(かいさい)されました。
縄文時代(じょうもんじだい)の女性(じょせい)アクセサリー「貝輪(かいわ)」は、四街道市の指定史跡「八木原貝塚」(やぎはらかいづか)を始(はじ)め、日本全国(にほんぜんこく)で発掘(はっくつ)されています。
最初に裏側から石で叩いて打ちわる
貝がらに穴が開いたら表側にする
ていねいに叩いて穴を広げる
阿部先生のレクチャーの様子1
裏側から石をあてる両極敲打技法!!
阿部先生のレクチャーの様子2
貝輪・うるし塗耳飾り・ししゅう服・ネックレス・うるし塗櫛・かんざしなどの飾り!
縄文時代(じょうもんじだい)早期(そうき)初頭(しょとう)(約(やく)9000年前(ねんまえ))から作(つく)られるようになった「貝輪(かいわ)」は、数多(かずおお)くある女性用(じょせいよう)アクセサリーの中(なか)の一つで、貝(かい)がらを加工(かこう)して作(つく)ったブレスレットです。
ベンケイ貝(写真左)とカキ(写真右)から作られた貝輪
昭和(しょうわ)52年(1977年)2月に行われた千代田団地建設用地内(ちよだだんちけんせつようちない)における遺跡確認調査(いせきかくにんちょうさ)により、八木原貝塚調査対象(やぎはらかいづかちょうさたいしょう)4地点(ちてん)のうちD地点グリッドから出土(しゅつど)したものです(八木原貝塚調査報告書(やぎはらかいづかちょうさほうこくしょ)1978 四街道遺跡調査会(よつかいうどういせきちょうさかい)より)。
昭和55年(1980年)から3年間にわたり行われた和良比土地区画整理事業(わらびとちくかくせいりじぎょう)に伴う遺跡確認調査において、和良比遺跡第(わらびいせきだい)1号住居址(ごうじゅうきょあと)から出土したものです(むかしの和良比1984より)。
脚注1:写真(しゃしん)の貝輪(かいわ)は一部欠損(いちぶけっそん)しており、本来(ほんらい)はリング状(じょう)になっています。
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