ペットの防災対策をしましょう
更新:2025年3月7日
災害が発生し、自宅での生活が困難となった場合には、避難所で生活を送ることになります。
自分の身の安全を確保した後、犬や猫などのペットを飼育している人は、ペットと一緒に避難所へ同行避難しましょう。
ペットと一緒に避難をしないと、被災時の混乱状況でペットが迷子になったり、道路などが封鎖され、家に帰れなくなってしまうことも考えられます。一度はぐれてしまうと再会は困難になります。万が一ペットとはぐれてしまっても、保護された際に飼い主の元へ帰ってくるようにマイクロチップの装着を行うなどの対策が有効です。
同行避難とは
同行避難とは、ペットと一緒に避難所へ行くことです。避難所で、人とペットが同じ部屋で過ごすことではありません。
避難所での生活について
避難者の中には動物が苦手な人やアレルギーのある人もいることが想定されます。そのため、本市では、原則として避難者の居住スペースにペットを連れて入ることはできません。
ペットは避難所ごとにある所定の場所(原則として屋外)にて飼育することになりますので、普段からペットを他の人や動物、ケージに慣れさせておくなどのしつけをしておきましょう。
避難所におけるペットの飼育について
避難所の運営スタッフ(市職員を含む)は、避難所におけるペットの飼育について関与することができません。このため、ペットと同行避難した飼い主の方が、飼育場所の清掃や、排泄物の後始末、苦情やトラブルの防止等を行い、避難所の生活環境を保持していただく必要があります。
避難所に避難される全ての方が、安全安心に生活することができるよう、ご理解とご協力をお願いいたします。
ペット用品の備蓄について
本市の避難所にはペットのための備蓄はありませんので、ペットの飼い主が家族と同様に、ペットの分の食料なども備えておきましょう。
- [備えるべき物品の例]
- ペットフード、水(最低でも5日分以上あることが望ましいです)
- 療法食、薬
- 予備の食器、リード
- ケージ、キャリーバック
- トイレ用品(ペットシーツ、猫砂、新聞紙、フン取り用ポリ袋など)
- ペットの情報(写真を含む)をまとめた手帳(PDF:238KB)など
- タオル、ブラシ、ウェットタオルや清浄綿など
- [備えておくと便利な物品の例]
- 毛布や防寒用衣類などの寒さ対策グッズ
- 冷却シートや保冷剤などの暑さ対策グッズ
- 使い慣れたおもちゃ
- 雨よけや風よけのためのビニールシート
関連情報
ペット同行避難を行うための事前チェックリスト(PDF:74KB)
災害はいつ起こるか分かりません。いざという時に混乱しないように、日頃から準備をしておくことが大切です。あらかじめ準備しておいた方がよい項目をチェックリストとしてまとめておりますので、適切に活用し、いつか来る災害に備えましょう。
環境省が発行している、ペットの災害対策に関するガイドラインです。
環境省が作成した、ペットの災害対策に関するチラシが掲載されています。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
