ドクターヘリの活動

• 平成13年10月1日から日本医科大学千葉北総病院を基地病院として、千葉県ドクターへリ事業が開始されました。
• なお、平成21年1月から千葉県では、2機目となるドクターヘリが、県南部の救命救急センターである「君津中央病院」に配置され、県南部及び北部の広域搬送体制が強化され、千葉県内のほぼ全域が出動要請から約15分以内で到着できるようになりました。

ドクターへリとは、救急専用の医療機器等を装備したヘリコプターに救急医療の専門医及び看護師が同乗し、消防機関等からの要請により救急現場に向かい、救急現場から医療機関に搬送する間、救急患者に救急医療を行うことのできる救急専用のヘリコプターのことをいいます。
ドクターヘリの導入により、医師による速やかな救命医療の開始と併せて、高度な医療機関への迅速な収容が可能となり、重症患者の救命率向上が期待されています。

当市では、市内に17カ所のドクターヘリ用の臨時離着陸場を設定しており、ドクターヘリ要請時には消防隊が出動し、臨時離着陸場周辺の安全管理と散水を行い、安全なドクターヘリの離発着に務めています。
ドクターヘリの出動要請については、救急出動した現場の救急隊、もしくは119番通報の内容によって、ちば消防共同指令センターから要請します。
救急患者からの直接の要請はできません。

• 現場では、医師、看護師等の指示に従ってください。
• 搬送先の医療機関は、救急患者の容体、状況により希望に添えない場合がありますので、ご了承ください。
• ご家族の添乗につきましては、原則できません。
• ドクターヘリを要請した場合、ヘリによる搬送費用はかかりませんが、医療行為については保険で定められた費用請求が生じます。

• ドクターヘリは重症の急病患者、交通事故等による外傷患者及び緊急の転院搬送等さまざまな場面で活躍し、救命率の向上と後遺障害軽減に大きな役割を担っていくことが期待されています。