木村 一基(きむら かずき)さん
更新:2023年3月10日
プロフィール
- 将棋棋士(九段)
- 1973年6月23日生まれ
八木原小学校・千代田中学校卒業。12歳の時に(故)佐瀬勇次名誉九段に入門する。
1985年、第10回小学生将棋名人戦でベスト8入りし、プロ棋士養成機関である奨励会に入会。1997年、プロ入り(四段昇段)し、新人賞を受賞するなど長きにわたり将棋界で活躍。
2019年、第60期王位戦七番勝負において勝利しタイトルを獲得。46歳3か月での初タイトル獲得は、それまでの記録を8歳以上更新する初タイトル獲得の最年長記録。
市民に向けたメッセージ
この度、四街道市PR大使を拝命することになりました。長く過ごした四街道に恩返しができるよう、また四街道市を多くの方に知っていただけるよう、頑張りたいと存じます。よろしくお願いいたします。
トピックス
順位決定戦B級1組への昇級が決定
3月8日に第81期名人戦・順位戦B級2組の対局が全て終了し、B級1組への昇級が決定しました。
今期は第1~3・5~7局にかけて3連勝を達成するなど、2位という好成績をおさめました。
来期からはB級1組での参加になります。A級昇格に向けて、木村一基九段を応援しましょう。
(注釈)名人戦・順位戦とは、棋士が上から順にA級・B級1組・B級2組・C級1組・C級2組の5クラスに分かれて対局します。
クラスごとに、6月から翌年の3月頃までリーグ戦を行い、成績に応じて次期クラスと順位が決まります。
「木村一基九段の夏休み子ども将棋教室」が開催
四街道公民館で行われているこの教室は、毎年大人気。どの子も真剣な表情で将棋盤を見つめていました。
木村プロ対子どもたち16人の多面指しでは、考え抜いた一手に木村プロから「いい手だね」と褒められる場面も。
最後は木村プロに負けてしまいましたが、とても晴れやかな表情を浮かべていました。
公式戦通算700勝を達成
木村一基九段が令和4年1月13日に行われた第80期順位決定戦の対局に勝利し、公式戦通算700勝を達成しました。
木村一基九段は700勝を達成しながらも、6割以上の高い勝率を誇っています。
また、2017年には史上52人目となる通算600勝を達成し、将棋栄誉賞を受賞しています。通算800勝を達成すると日本将棋連盟から将棋栄誉敢闘賞が授与されます。
木村一基九段、おめでとうございます。
