睡眠で疲れはとれていますか?
更新:2018年11月12日
若い人ほど睡眠で疲れがとれていない
質の良い睡眠がとれていない
平成28年度実施した市民健康意識調査の結果から睡眠についてのデータを掲載します。
睡眠状況を示す項目で特徴のある年代を載せています。
平均睡眠睡眠時間 | 平成19年 | 平成28年 |
---|---|---|
男女20歳以上 | 7.5時間 | 7時間 |
平成28年の市民の平均睡眠時間は、平成19年に比べ30分短くなっています。
起床時間について
働き盛りは起床が早く、男性50歳代や女性40歳代の約3割は5時30分より早く起床しています。
就寝時間について
年齢が低いほど就寝が遅く、男性20歳代の3割以上が1時過ぎに就寝しています。
女性は19年に比べると改善しています。
睡眠時間について
28年では20歳代男性、50歳代男女ともに、睡眠6時間未満の割合が増えています。
睡眠での休養について
30歳代男女ともに3~4割が睡眠で休養がとれていないと回答しています。男性は19年よりもその割合が増えています。
睡眠は一日の心と体の疲れを癒すために欠かせないものです。また、睡眠不足は生活習慣病のリスクを高めます。
脳は休息すると同時に、膨大な情報を処理し、記憶として定着させると言われていますので、勉強にも睡眠は重要です。
さらに、睡眠中には免疫力が高まり、病気を治そうとする力が働きます。
効率的な学習、パフォーマンスの高い仕事のためにも、できるだけ早く寝るようにしたいものです。
少なくても質の良い睡眠をとるために
- アルコールは覚醒作用があり眠りを浅くするので、寝る前の飲酒は控えましょう
- 夜は照明を暗めにし、布団に入ったらスマホや、テレビの画面を見ないようにしましょう
- 朝に太陽光を浴びることで、夜になると眠気成分であるメラトニンが分泌されます。朝日が部屋に入ってくるようにし、起きたら日光を浴びて体内時計を整えましょう
- 体の心地よい疲れは睡眠の質を高めます。昼間の適度な運動と、寝る前にはストレッチをしてみましょう
- 夜の入浴は就寝の2~3時間前にぬるめの湯加減がおすすめです
