エイズ・性感染症はどんな病気ですか。
更新:2011年5月30日
エイズ・性感染症はだれでもかかる可能性のある病気です。
エイズ・HIV感染症とは
エイズは免疫機能が働かなくなる病気です。エイズを引き起こすのはHIVウイルスです。
HIV感染症の進行により、免疫不全に落ちいった状態をエイズといいます。エイズを発病して免疫機能が落ちてくると、細菌やウイルス、カビなどが体内で増え続け、ついには重い肺炎やがんなどにかかり命を失うこともあります。
HIVに感染しても、早期から適切な治療を続ければ、長い期間エイズの発病を抑えることができます。
- HIVの感染経路
(1)性行為による感染・・・感染者の精液、膣分泌液、血液と性器などの粘膜の接触
(2)血液感染・・・薬物常用者による注射器の共用、回し打ち行為
(3)母子感染・・・母体が感染している場合の胎内感染、産道感染、授乳感染
*HIVの感染の8割以上が性感染によるものです。
HIV感染症・エイズは決して特別な人だけの特殊な病気ではありません。一人ひとりが正しい知識を持ち、過剰に恐れることなく適切な対処をすることが大切です。
このホームページはエイズ検査・HIV検査と他の性感染症検査普及のため、厚生労働省科学研究事業費エイズ対策事業によるものです
ハート
HIV検査情報サイト印旛健康福祉センター
性感染症とは
ウイルス
性感染症は性行為によって感染するため、性行為をしたことがある人は、誰でもかかる可能性のある病気です。多くの性感染症は、何度でも感染する可能性があります。
「若い人の感染が増えています」
若い人の性行動が活発化していると言われますが、性感染症に対する知識が不十分で症状が出ても受診しない人が増えています。
「無症状の性感染症が増えています」
感染に気付かないまま進行し、多くの性感染症が不妊症の原因になります。梅毒は心臓や脳などの障害をおこします。また、感染に気付かない間に他の人に感染させてしまいます。
「感染を予防するには」
『性行為をしないこと』のほかには性行為の始めからコンドームを正しく使うことが感染から身を守る一番良い方法です。ピルに感染予防効果はありません。
厚生労働省性感染症の予防と治療法
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