第9回 さらなる市民参加にむけて
更新:2024年4月5日
今回で最終回になりますが、最後にこれからの市民参加のあり方について考えてみたいと思います。
市民参加条例ができて10年以上経過しましたが、そもそもなぜ市民参加を行うのでしょうか。
市には選挙で選ばれた市長や議員の人がいて皆さんの負託を受けて市政を行なっています。そのため敢えて多くの時間をかけて多くの時間と費用をかけて市民参加を行う必要があるのでしょうか。
もちろん市は、自らの判断と責任に基づいて市政を行っていかなければなりません。
しかし、市民参加によって、皆さんの知識や経験、創造性をまちづくりに生かすことが出来れば、より豊かでより市民感覚に根差したまちづくりの実現が可能になります。
市民参加を通じて、皆さんと行政が地域の課題を一緒になって感じ考えることによって、ともに成長できるのではないかと思います。
市民参加は、条例があるからと言って進むものではありません。皆さんが主体的に参加しようとすることが大切です。この連載は今回で終了しますが、今後も積極的な情報の公開に努め、さらなる市民参加の推進に取り組んでいきたいと考えています。
どうか、市民参加について、より一層のご理解とご協力をお願いいたします。
市民参加によって、私たちのまち四街道がより住みよい街になることを願って、この連載の結びにしたいと思います。
ありがとうございました。(おわり)