適度な飲酒をしていますか? ~お酒との付き合い方~
更新:2023年8月8日
お酒を飲むことでストレス発散したり、みんなと盛り上がることができますよね。
お酒は良い面もありますが、飲みすぎはさまざまな問題を引き起こします。
程よく飲むことが大切です。
お酒の適量はどのくらい?
男性は純アルコール1日20グラムまで。女性は純アルコール1日15グラムまで。
女性は男性に比べてアルコール分解速度が遅いことや、
体重当たり同じ量だけ飲酒したとしても臓器障害を起こしやすいため、男性の2分の1~3分の2程度が適当です。
高齢者、飲酒後に顔の赤くなる人は、より少ない量が適量です。
お酒の種類(度数) | 適量(純アルコール20グラム) |
---|---|
ビール(5%) | 500ミリリットル |
日本酒(15%) | 180ミリリットル(1合) |
ワイン(12%) | 200ミリリットル(グラス2杯) |
チューハイ(7%) | 350ミリリットル |
ウイスキー(43%) | 60ミリリットル |
焼酎(25%) | 100ミリリットル |
ストロング系に要注意!
近年、人気のストロング系チューハイ アルコール度数9%の場合、
350ミリリットル缶1本に含まれる純アルコール量は、25.2グラムです。
1本でも適量(純アルコール量20グラム)を超えてしまいます。
お酒を飲みすぎるとどうなるの?
多量飲酒とは、適量の3倍にあたる「純アルコール60グラム以上」の飲酒のことです。
多量飲酒は、さまざまなアルコール関連問題を引き起こします。
- 血圧をあげて心臓に負担をかける
- 脳萎縮を引き起こし、脳梗塞や認知症のリスクとなる
- カロリーが高く、肥満の原因になる
- 糖尿病の悪化
- アルコール依存症の危険性
飲酒量を抑えるためには?
- 1回当たりの飲酒量を減らす
- お酒と水を交互に飲む
- 週に2日以上の休肝日を決める
- 飲み会では最初にお腹一杯食べる
- 注がれないようにコップを空にしない
健康のためにおつまみを見直してみませんか?
(1)最初のおつまみは、血糖値の上昇や脂肪の吸収を緩やかにするため、緑黄色野菜、海藻、きのこ類をとりましょう。
(2)揚げ物や炒め物、マヨネーズベースのサラダは、脂質が多いので食べる量には注意しましょう。
(3)肝臓を守るため、魚・肉料理、大豆製品などを1品は添えましょう。
おつまみに合う健康レシピはこちら!
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千葉県精神保健福祉センターでの依存症相談
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